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風水は先人の知恵、学んで生かそう

「風水」というと、方角や物の置き方、色の組み合わせで開運を招くことができるというような、科学的根拠に疑問を抱くようなイメージを持つ方もいらっしゃいます。
一方、ラッキーアイテムとして気持ちよく活用されている方もいますね。少し謎めいているけれど無視もできない感じがしてしまうのが、風水ですね。
そもそも「風水」とは、どういうもの?
「風水」とは、古来より中国で伝わる地層鑑定・空間設計のための占術として、晋代の郭璞が著した『叢書』にはじめて現れ、3世紀頃に体系化されました。どうやって大自然に適応したら、自然の恩恵を受けることができるか、という古代の人々の知恵から発生した「環境開運学」とも言えましょう。
風水と東洋医学は、考え方が似ています。
東洋医学では、人間の体には「気」の通り道があり、通り道の流れを整えることで生命エネルギーを高め、体の悪い箇所を治癒すると考えています。これを人間の体ではなく、自然環境に置き換えたのが「風水」と言えます。
風水は、この「気の流れ」を調べ、土地や建物の配置・向きを変えることによって、「気の流れ」を整えようとします。気の流れをよくすることで、自然界のエネルギーに調和した住環境を提供しようという考え方です。東洋的な考え方であることがわかりますね。
取り入れられる「風水」による間取り
風水では、子供部屋の吉方位は、「東、東南、北、南西」と言われています。
中国には「跡取り息子は東の風に当てよ」という格言があります。昔は、長男・跡取り息子が大事にされたことから生まれた格言です。
子育てには東向きの部屋が好ましいと教えています。東向きの場合、朝の太陽のエネルギーを浴びるので、「体内時計」がしっかり働き、目覚めがよい早起きの方位です。
元気よく、一日のスタートが切れるようになり、元気ハツラツ、子供はよく育つと言われています。言われてみればその通りだな、という考え方ではないでしょうか。縁起かつぎではない、根拠が見えてきます。
風水では敷地の中で一番条件の悪い場所は、北東と言われていますが、これは日当りが悪い場所であるということです。
この場所にどんな部屋を作るか、また一番日当たりのよい場所にどんな部屋を作るか、間取りを考えるのも風水から学ぶことができます。
現代住宅事情にうまく取り入れよう
一部には迷信的と思えるものもあります。しかし、多くは家屋・住居設備の性能が不十分だった時代に、
少しでも快適に暮らすために先人が会得した知恵、先人の経験からなる理にかなう考えであると言えます。そう考えれば、取り入れることは意義のあることでしょう。
しかし、家屋・住居設備の性能が著しく向上した現代では、敷地条件や生活動線を無視してまで取り入れるものではないと思います。
一種のアドバイスのようなものだと解釈して、納得できることは取り入れてみるのはいかがでしょうか。
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