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空気の動く動線
昔の家は襖で繋がっていましたから、いつでも家に人の気配を感じることが出来ました。
今の家は、機密性や防音性が高く設計されています。プライベートは守られ、冷暖房には効果がありますが、それは、家族の気配を消してしまいました。そして今までは、動線は短く効率的にするだけが重要視されてきました。
そこで、人が移動することで、空気が流れ、気配を感じる動線を考えてみましょう。
子どもたちが外から帰ってきてすぐ階段があると、二階の子ども部屋に直行。お母さんは子どもがいつ帰ってきたかも、出て行ったかもわからない・・・ということになります。
子ども部屋に入るためには、まずはいつもリビングを通る間取りはどうでしょうか?
リビングの中にロフトに上がるような感覚の階段があってもいいですね。場所を変えて物を考えることが、「ひらめき」に繋がります。小学生の間は勉強する場所も、リビングだったり、キッチンだったり、また、テラスだったり・・・勉強する場所を移動してもいいかもしれません。
そのため、子どもがちょっとノートや本を広げられるかわいいスペースを、あちらこちらに工夫してはいかがでしょうか。(子ども部屋はあまり快適にしないこと・・・なんて言う意見もあります)
子どもたちが、あちらこちら移動することで、空気が流れ、家に淀みがなくなります。無駄に動くのではなく、コミュニケーションを計れる間取り(動線)を計画しておきましょう。
自然を取り込める間取り
5月は、一年中で一番気持ち良い季節。窓を開け放ち、自然の風を家に取り込む間取りにします。
時には、テレビを消して、子どもと一緒に雨の音や風の音に耳をすませる、あるいは、流れる雲を見る。窓辺にそんなのんびりコーナーがあれば素敵ですね。
身近な自然を共に感じることで、親子の絆は深くなります。機能やデザインも重要ですが、家族が一緒にごはんを食べたり、くつろいだり、家は、暮らしの場。心の動線が、子どもたちの健やかな成長を助けることでしょう。
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