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トップへ » » 第1回 「やばい!このままだと住むとこなくなるゾ!」の巻

ある冬の夜…、突然夫が叫びだした。
「マズイーーー! ひょっとするともう過ぎてるかもしれんっ」
へぇ? なんのこと、なんのこと? と見上げると、彼が手にしているのは分厚いファイル。
いろんな説明書や、保険証書、契約書なんかが入っている「大事なものファイル」である。
「そんなの出してきて、急にどうしたのさ〜」
ワタシの問いに対し、彼が開いて見せたページは……
「賃貸契約書」
ハッ、そういえば確かに…! ここに、入居したのは、おととしの寒い季節だったような…。
そこからふたりで「やばい、マズイ」と繰り返しつつ、はやる手つきをおさえてページをめくっていくと……あった!
「契約期限2月10日まで。契約解除の場合一ヶ月前に通告のこと」
おおっ、とりあえず期限は過ぎてない。まだ2月じゃないもの。
え? でも、今何日よ? 年末じゃないの? 年の瀬じゃないの!?
ってことは、契約解除するなら通知しないと、もうすでにギリギリじゃないかー。
ここで、ワタシたちは考えた。
「契約更新するか決めるまで、猶予が2週間。ならば、それまで他の物件も探してみるか!」

実はわれわれ夫婦、これまでにも契約更新料が惜しくて、なんだかんだとその度に、違うタイプの家に引越ししていた。
ワンルームマンションからタワーマンション、そして今のメゾネット式タウンハウス。じゃあ、次はどうする??
この2年間の一戸建て風タウンハウス暮らしで、駐車場が目の前にあり、階下の音を気にしなくてよいという、戸建てのメリットに味を占めてしまったワタシたちには、もう同じ「タウンハウス」もしくは、「貸家一戸建て」しか目にはいらなかった。
こうして、また新たな借家住まい探しがはじまったのである。
それが、結局はまったく違う方向に展開してしまうことにも気づかずに……(汗;)
次回は、「なぜか出会うは、オモシロ珍借家物件ばかり!の巻」です。
お楽しみに♪

画文家:たかぎりょうこ
住宅分野を専門とするライター&イラストレーター。
住宅雑誌、建築専門雑誌などで多数執筆。日本と中国で計10回以上の住みかえを経験してきたが、2005年冬、ついに自宅が完成。
HPでも日常のコミックエッセイ連載中。
⇒http://www.takagiryoko.com/
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