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トップへ » » 第3回 「なぜか出会うは、オモシロ珍借家物件ばかり〜其の弐〜!」の巻
さてさて、賃貸物件を求めて前回から貸家探しを続けているワタシたち。ところが出会う物件はどれも珍なる物件ばかりで……。
今回出会ったのはなんとっ。元店舗併用の3階建て住宅。
しかし、事前に聞かされていたのは、「1階がオープンな形の三階建て住宅で、最寄り駅まで徒歩10分」というもの。
じゃあ、ちょっと見に行ってみる……? というわけで、またもや前回の不動産屋さんのおじさんと現地集合で待ち合わせ。
しかし、現地付近についたにもかかわらず、物件がどれだかワカラナイ……。
妻:「あ、ここじゃないの?3階建てだしー」
夫:「いやいや、ここは人が住んでいるよ」
妻:「まさかこの1階がシャッター閉まってるとこじゃ…」
夫:「いや〜、さすがにそれはないだろ〜。だって、なんか住宅じゃないっぽいし」
ふたりして目を見合わせたところで、なんと目の前のシャッターが突然“ガラガラガラ……”とあがり始めた。
なんと中からでてきたのは、例の不動産屋のオジサンだった!!
(え、ココ!? またしても“珍物件”の予感……!!)
「やぁ〜、よくいらっしゃいました〜。迷いませんでしたか〜!さぁ、こちらの物件です。どうぞどうぞ!」
今日も満面の笑みで迎えてくれたオジサンに挨拶をしつつ、言われるままに中に足を踏み入れる。
夫:「え〜と、ここが、入り口なんですか……?」
なんと、シャッターを開けた10cm先は玄関をかねたガラスの大きな窓ドアだった!
店主:「えぇ、もともとここは自営業をなさってまして。道路に面したこの1階が、事務所になっていたんですな!」
妻:「は、はぁ……。でも、外から丸見えですよねぇ。」
店主:「えぇ、今はオープンなつくりを求められるお客さまも多くいらっしゃいますから!」
妻:(そのオープンはちょっと意味が違うのでは……汗;)
入り口のあまりのオープンっぷりに、すでにこれは厳しいなぁ……と感じつつも中に足を進めた。 すると、今度は……ナ、ナンダ……アレ?
夫:「あのぅ〜、窓の外になにか階段みたいなものが見える気がするんですが……あれは?」 店主:「あぁ、あれですか! あれはおもしろいですよ〜。以前この物件は新聞販売店だったこともありまして。そのころの名残なんですよ!」
なんだかやたら興奮して紹介してくれるオジサン。

妻:「えっと。名残って、どういうことですか?」
店主:「あ、だからね。毎朝あの外階段を通じて、配達員は3階の販売所に入って新聞を取っていったわけですよ!」
おもしろいって……ワタシ達オモシロ物件求めてるわけじゃないんですが…(汗;)
さらにオジサンはのたまった!
「お客さん! この物件、うまく使えばチャンスですよ?」
チャンスってなんのチャンス!?!?
まぁ確かに職住一体のこれからお店を出そうなんていう人にはいい物件かもしれません。 ……でも、ウチはフツーの物件でいいんだけどなぁ〜(ーー;
そんなこんなで、けっこう驚くような珍物件はまだまだあったのですが、
それじゃーいつまでたっても家づくりの話に進まないので、次はいよいよ土地と関係ある話…。
「エ、ここ不動産屋さんじゃないの!? 迷い込んだ謎の店とは…?」の巻 に進みます!!
乞うご期待!!

画文家:たかぎりょうこ
住宅分野を専門とするライター&イラストレーター。
住宅雑誌、建築専門雑誌などで多数執筆。日本と中国で計10回以上の住みかえを経験してきたが、2005年冬、ついに自宅が完成。
HPでも日常のコミックエッセイ連載中。
⇒http://www.takagiryoko.com/
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